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『改札前で君と別つ』

高校の先生が文集の最後にこう書いた。

「私は高校時代毎日のように詩を書いていた。しかし、二十歳を過ぎた頃ぱたりと詩が書けなくなった。自分を動かしていたのが単なる感傷にすぎないことがわかってしまったのだ。」

そもそもこのブログは受験生である一年間の記録といった意味合いをもって始まったのだ。

しかし、実際は違った。

先生のように単に感傷的な気持ちを吐露していただけだった。

改めて友人のブログと見比べてみても、日記というよりはむしろ詩に近いことが分かる。

そしてこのブログを更新させていたのは間違いなく受験と恋の2つにおける自分の感傷だったのだ。

2月末日で前回の更新は終わっているだろう。

その日受験が終わった。

つまりは恋だけが残ったのだ。

しかし、この恋は決して踏み出すことの出来ないものだった。

近すぎて踏み出すことが出来なかった。

今日、何もなく、恋が終わった。

特に何もなかったわけだが、何か起きるべき時に何も起きなかったのだから、それは失恋なのだ。

このブログを更新させるものを失ったこれから先、どうしてゆくべきか。

いや、次の更新は新たな感傷を意味するのかもしれない。

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